初キレット、山頂は施設が充実
遠征して三重県と滋賀県の境にある御在所岳(ございしょだけ)へ。花崗岩質が多く巨岩や奇岩(きがん)が見られる山です。御在所ロープウェイで山頂直下までいけるので、山頂では普段着の方もちらほら。当日は登山客と一般客半々くらいでした。
今回は奇岩が見られる中道ルートでスタート。若者たちとの出会いあり、初のキレット体験も。帰りの温泉も満足な登山旅。
登った山:御在所岳
中道ルート(御在所岳中登山道口)~一ノ谷新道
駐車場料金:無料
御在所岳中登山道口
登山届の書類やポストが設置された登山口。木の幹には、クマの目撃情報と注意喚起の貼紙が。
岩場を登るルートは大好きなので、テンション高めです。岩が大きすぎて、梯子がかかっている場所もいくつか。
花崗岩が削れて砂のようになった岩場。うまく説明できないけど、花より岩が好き。登りやすくないけど、楽しいー。
負ばれ岩(おばれいわ)。岩同士が「おんぶ」されているような形だから、そう呼ばれています。私にはハンバーガーに見える。。
このあたりで、若者二人組と出会い、着かず離れずの距離感で山頂まで進みます。
地蔵岩(じぞういわ)。この付近で写真を撮っているのをネットでみたのですが、どうやってあそこまでいったんだろ…。
少し登って、別アングルから。迂回したらいけるのかも。いやしかし、自然が造ったアートですね。大きな地震がきたら落ちてしまいそう…。
↑岩と人間の大きさの違い。
岩場を下っていく鎖場が出てきます。当時は、なかなか怖かったです。また、日陰で道が凍っている箇所も。鎖場の足場の凍結は要注意。
突然現れる、短い梯子。これを登ると、突然異世界です(笑)山頂はもう少し先ですが、普通に舗装された道路をてくてく。山頂まできて舗装道の坂道を歩くのは…なんともいえぬ気分になります。
一等三角点。県境の看板も確かこのあたりに。山頂はスキー場施設もあるので、トイレも食事などの施設もあります。この日は風が強く、ものすごく寒かったので、助かりました。
下山は一ノ谷新道で
山頂の施設のインフォメーションで、帰り道を相談。私たちの装備を見て、山頂付近だけ少し雪が残ってるけどと、一ノ谷新道で降りれそうだね。と。山頂の残雪部分は、なかなかアドベンチャーでしたが、そのあとは普通の下山ルート。行きと同じく梯子やロープが多い道でした。
たいぶ下ってきたころに現れる奇岩。きのこ…かな。
本日のルート
本日の出会い
途中で一緒になった若者二人。行きは、お互い休憩のタイミングで追い越し、追い越される感じで山頂へ。一緒にご飯を食べることになり、友達同士かな?と思って話していたら、「最近お互いの兄と姉が結婚して親戚になったばかり」、「初めて二人で登山」に来たんだそうです。1人は登山初体験で、私と同じく高所恐怖症だそうで。(でも某公務員だったので、運動能力はバッチリ。高所訓練もしてるはず…)下りは、あちこちの岩場を探検しつつ、撮影会しながら下ってきました。今も二人で山登ってるのかな…。
備忘録
wikiによると
御在所岳は花崗岩質が多く、太古に堆積した花崗岩が侵食により山肌に現れ、いろいろな形の巨岩・奇岩が見られるのが特徴である。中道登山道には「負ばれ岩」・「地蔵岩」・「立岩」、山頂付近には「大黒岩」と「富士見岩」、国見尾根には「天狗岩」と「ゆるぎ岩」がある。他に周辺には「石門」・「きのこ岩」・「鷹見岩」などがある。だそうです。
帰りの温泉はアクアイグニスへ
リゾート施設のような作りでお土産の品もおしゃれ。登山帰りの人は少なめ。地元のちょっとしたお出かけスポットみたいな印象でした。お湯に関しては特筆する印象なし。人が多かったからかな…あまり癒された記憶はありません。でも、また登る機会があったらここに行こうと思います。入湯料600円でこの設備は素晴らしい。
公式サイト:アクアイグニス
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