龍門山は、和歌山県紀の川市にある標高755.9mの山。龍門山脈の主峰です。
登った山:龍門山
ルート:龍門山ハイキングコース(田代コース)~磁石岩~山頂~明神岩・風穴~中央コース
参考:紀の川市の公式情報((pdf)) 紀州富士を登る龍門山トレック
かかった時間:未記録
駐車場:粉河ふるさとセンター(要確認)
登山口に行くまでが一番ハードかも?
本日は、若手の山男くんナビで、龍門山(りゅうもんざん)へ。龍門山(竜門山)登山口は、左右に果樹園が並ぶ急登を抜ける田代コースから。磁石岩、山頂を抜けて、明神岩を鑑賞し降りてくるルートで行きました。
登山口に入るまでに、舗装された坂道をしばし登ります。真夏の照り返しとアスファルトの登りはなかなか拷問。曇り空に蒸し暑さも手伝って、登山口に行く前に心折れかけます…。あちー。
山男くん、私たち(主に私)のペースを気遣ってくれてましたが、それでも、なかなか…。そんなこんなで登山口を撮り忘れたけど、登る前に挫折せず、なんとか登山開始。
幻想的な霧の中
登山口から歩き始めてしばらくすると、霧の中に日差しが差し込む幻想的な風景。
この風景すごく記憶に残っています。
妖精出てきそう…。
魔法の杖(木の枝)を常備せよ
龍門山といって一番に思い出すのが、天候による一時的な幻想風景と共に、登山口までの急な登りと…クモの巣。いやー、クモの巣がすさまじいのです。山道を歩くと、ばしばしクモの巣にひっかかるので、常に木の枝を持って先頭がクモ取りしながら進む。クモを傷つけないように、クモの巣をくるくるからめて、横の木にぴとっ…。
子供の頃、祖母の家の庭で、クモの巣が顔面にひっかかり、でかいクモが目の前を這ったのがトラウマで、黄色×黒配色のクモがダメです。本当に。クモが多すぎてよかった点があるとすれば、山男くんと相方が交互に「クモ取り使い」になってくれたおかげで(感謝)、全体の歩きが緩やかで、非常にラクに登れました(笑)
注)たまたまクモ嫌いの人間が、クモが大量にいる時期に、登ってしまっただけかもしれません。「とある日の龍門山。初心者の感想」ということで、ご覧ください。天気もイマイチですし、花の時期も過ぎてます。ちなみに山男くん嫁(今回仕事で欠席)は、クモへっちゃらだそうです。「クモごときにきゃーきゃーいうようでは、俺の嫁は務まらんです。(要約)」だそうです。さすが、山好きが高じて出会った夫婦。
クモの森を抜けると、今度はテンションあがる岩が出現!
そうこうしているうちにクモの森(勝手に命名)を抜けると、磁石岩(じしゃくいわ)でてきました。
県指定の天然記念物、磁石岩は、周囲約17m、高さ約4m。標高700mくらいのところにあります。磁鉄鉱を多く含んでいるので磁石になってるそうです。
相変わらず霧がかかっていますが、ダンダン明るくなってきました。
まさかの晴天
時折、雨が降り、止んでも蒸し蒸しした今日の山行。なんと山頂に着いたら晴れました。暑いけど嬉しい天気。みんなで汗だらだらになりながら食事。
下山は快適!
下山は明神岩方面から。こちらはクモもおらず快適な山行。風穴付近には、ベンチなども用意されていました。今回写真はありませんが、明神岩は、龍門山最大の蛇紋岩(じゃもんがん)で高さ30mのせり出した岩。岩の上は見晴らしもよく風も心地よくて、龍門山楽しかった~♪と思わせてくれた場所です。この岩の近く(すぐ横)にある天然の洞穴(風穴)は、夏でも冷たい風が吹いていました。
龍門山の一般的なコースタイム
龍門山のコースタイムを見ると、田代コース登山口から山頂までは約2時間。戻りは山頂から明神岩方面から田代コース登山口に戻ると約1時間です。そんなに大変?って感じのルートですが、粉河駅から登山口までの徒歩5kmは約2時間。私たちは紀ノ川周辺からのスタートでしたが、一番きつかったのは最初の坂道…あそこを越えれば(そしてクモがいない時期ならば)、山行自体はハードではない山だと思います。(登山口まで車で行ってもいいのかな?そのあたりは不明です。)
龍門山のルートや最新情報はこちらからご覧ください
紀ノ川観光ガイド
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