2019年冬の最新モデル!「carrozzeria CYBER NAVI AVIC-CW910-DC」を購入し自分で取り付け交換しました。僕が使用してきたサイバーナビ2013年モデル「AVIC-ZH0007」(約5年使用)が運転中に再起動したり、起動画面のままフリーズ。そろそろ買い替えの時期なのかなーと相方と相談してました。
サイバーナビ使用歴は【AVIC-ZH900(2004年モデル)】→【AVIC-VH9900(2009年モデル)】→【AVIC-ZH0007(2013年モデル)】と、トータル16年サイバーナビのみ使用してきました。
そんなサイバーナビ好きの4台目となる、旧サイバーナビから最新サイバーナビへ買い替えレビューです。本体のみの交換で配線などは流用しました。実際に、購入に至るまでの流れ、疑問点、不満点、ファーストインプレッションなどを個人的な感想でお伝えできればと思います。
まずは最新サイバーナビ2019の機能で、個人的に気になった情報をご紹介します。
2019年冬最新カーナビ「carrozzeria CYBER NAVI AVIC-CW910-DC」200 mmワイドメインユニットタイプ
(ドコモ イン カー コネクト)対応で、「オンラインのチカラで新たなコネクテッド、エンターテインメントを提供し、車内をもっと快適にすること」とパイオニアの発表会で説明があったそうです。
Docomo in car connectとは
車載向けの通信サービスで、移動中の車内においてドコモのデータ通信(LTE)をWi-Fiを用いて利用できる車載向けインターネット接続サービス。車の中が「ストレスフリーなネット環境」を提供!データ通信量の上限や利用可能データ量超過による通信速度制限などがなく、定額で使い放題。ネットを使ってさまざまなエンターテインメント機能を組み込むことができるそうです。
※上記画像は公式サイトより引用
回線利用料は
1日プラン(500円) | 1日あたり500円 | ちょっとしたお出かけに |
1ヶ月プラン(1,500円) | 1日あたり50円 | 旅行など長距離ドライブに |
1年プラン(12,000円) | 1日あたり33円 | 毎日の通勤に |
最もお得なのが一年プランで12,000円です。
ネットワークに繋がることでできる3つの新機能
ストリーミングビデオ「youtubeを直接操作/再生」
※上記画像は公式サイトより引用
レコーダーアクセス「自宅のレコーダーをリモート視聴」
※上記画像は公式サイトより引用
アクセポイントモード「サイバーナビがWi-Fiスポット化」
※上記画像は公式サイトより引用
サイバーナビ初のHD画質「1280×720」フルフラットデザイン!
IPS方式かつNormally Black方式のパネルを仕様。サイバーナビ史上最高画質を実現したそうです。
【Wi-Fi接続】×【HDMI入力】でAmazon Fire TVも楽しめる!
Amazon Fire TVをHDMI端子に接続し、Wi-Fiスポット機能でストリーミング配信が観れます。残念ながらAmazon Fire TVは利用したことがないので、機会があれば一度利用してみようと思います。
地図を自動でバージョンアップ!
Docomo in car connect、もしくはモバイルWifiルータやWi-Fi環境があればナビ本体でバージョンアップ可能だそう。我が家は今回で4代目のサイバーナビ。これはかなり嬉しい機能です。ブレインユニットだの、SDカードだの、PCに専用アプリをインストールだの。バージョンアップする手間が省けるのは素晴らしいです。
スーパールート検索に期待!
いままでの旧機種でもスマートループ(カロッツェリア独自の専用サーバー)機能はありましたが、個人的にオンラインでサイバーナビを使うのは初めて。オンラインで繋がることでルート検索の変化、到着予想時間との誤差が縮まるのか期待です。
ETC割引考慮ルート検索ってのも気になります。
ハイレゾ対応とは一線を画す新次元の高音質!
前モデル902シリーズからハイレゾ音源(96kHz/24bit)ネイティブ再生に対応。あと、CDや圧縮音源はもちろん、ネットワーク動画やDVD、SD、USBなどの映像ソースまでもハイレゾ音源相当の高音質で再生する「マスターサウンドリバイブ(特許出願中)」が搭載されているそうです。
買い替えに至るまでの経緯
サイバーナビ「AVIC-ZH0007(2013年製)」を約5年使用。
スマホやタブレットの進化は凄まじいものがあるなと。周りの友人はスマホでナビ機能を利用しており、「カーナビは必要ない!」との声も結構耳にします。(あくまでも僕の周りの話です。)以前、大阪から京都へ行く予定があり、なるべく渋滞を避けるべく早朝に出発。ネットワークに繋がっていないサイバーナビだと、途中事故渋滞があった場合、対応しきれずそのまま渋滞に。その点、スマホのナビだと、ネットワークに繋がっている分有利になります。
現在所有するZH-0007の不満点
最新サイバーナビCZ910-DCを触って、今まで使ってきたZH-0007と比較した不満点は。
- ナビ設定(目的地・検索)の動作がモッサリしてる
- 渋滞考慮オートリルートの提案が遅い(オフラインの場合)
- 地図のスクロールがカクつく
- SD画質(800×480)で、スマホや液晶テレビの慣れたせいで画質がイマイチ。
- Mp3などの曲をナビのミュージックサーバに置く場合、CDから直接読み込み。もしくはPCで専用アプリ「BeatJam5 for carrozzeria」からSDカードに入れないと取り込めない
- ムービー(mp4)などの動画再生をする際に色々と制限がある
- Linkwithモード(スマホ画面をナビ画面に表示)が出来なかった(僕の環境では)
- ルート案内中たまに分岐が多い場所(高速道路)で、走る車線がわからず焦る
- 当時は、別売りの通信モジュール「ND-DC1」に魅力を感じなかった
- 通信が出来ないサイバーナビだと、到着時刻の予想が大幅にズレる事が多々ある
- スマホなどのgoogleMapの方が渋滞情報や到着時刻に信頼性がおける
- リモコン(ハンドルなどに固定)がない
- 音声検索などで誤認識され実用レベルまで達していない
正直、スマホのGoogleマップでナビ機能を使うのはアリ!?
スマホでナビを使うことに抵抗があります。運転中のスマホ操作。7インチのナビ画面でも最近は小さいと感じる(老眼ぎみ)のに、スマホだとかなり厳しい。あと、実際使ってみた感想は。狭い道や裏道を案内される事が多く、ひどい場合、すれ違うのに苦労する狭い道に案内されることもありました。ただ想像を超える進化を感じましたし、このままいけば本当にカーナビが危ういのでは・・・と。
最新のカーナビを触りに近所カーショップの展示コーナーへ
久々でしたが、今も昔も変わらずの空気。むしろ昔のほうが活気と勢いがあったような・・・メインの展示場所は他メーカーと楽ナビがあり、サイバーナビは、裏手のパイオニアコーナーにひっそりと展示されてました。スピーカーとセットで?周辺機器との連動も兼ねてなのでしょう。ただもっと目立たせても良いのでは?と思うほど地味な場所にあり、展示品がない!?と勘違いするほどでした。カタログも店頭になく、サイバーナビの注目度はまったくと思えるプロモーションです。残念です。
最新サイバーナビのファーストインプレッションは
展示品「AVIC-CZ-910DC」を実際触って感じたこと、良かったこと【星の数で評価】
- 物理ボタンが無くなりタッチパネル式になってる(慣れと好みの問題ですが、物理ボタンのほうが確実性というか安心できます)【★★】
- 案内音声が肉声ではなくなった【★】
- ナビ設定(目的地・検索)の動作がサクサク【★★★★】
- 地図スクロールが以前よりも滑らかに動く【★★★★】
- スマホやタブレットのように地図のスクロール・ズームアウトができる【★★★★★】
- HD画質(1280×720)になり、明らかに画質向上(ZH0007は800×480)【★★★★★】
- Docomo in car connectによりエンタメ、渋滞情報などなど機能が充実【★★★★★】
- ハイレゾ音源にネイティブ対応で高音質(96kHz/24bit)【★★★】
- Youtubeを直接再生出来る(操作性がいまいちなので減点)【★★★】
- アクセスポイントモードで車内をWi-Fiスポット化【★★★★★】
- オンラインによりスマートループと繋がり渋滞回避に期待(スーパールート検索)【未評価】
- スマートコマンダー(リモコン)が付属してる(ハンドル用ではない)【★★★】
- 音声検索の誤認識が前モデルより進化している【★★★】
サイバーナビ2019年最新モデルの進化は半端ない!
素晴らしいの一言。スマホのようにスクロール・ズームができる!動きも最新スマホとまではいかないが今までのサイバーナビと比べると動きがサクサク。地図画面もHD画質により明らかに進化を感じられる。
動作と画質が向上 + youtube再生 + ネット使い放題 + 車内がWi-Fi環境!十分すぎるアップデートです。サイバーナビの買い替えで悩んでる方いかがでしょうか?1週間ほど使用してますが大満足の製品です!
【取り付け編】接続配線やアンテナ、周辺機器は使いまわせる!?
ZH-0007は本体の載せ替えだけで利用可能!
パイオニアサポートに問い合わせてみました。僕が利用してるZH-0007の場合、電源などの配線コネクタ・地デジアンテナ・AM/FMアンテナ・ETC・バックカメラ・三菱純正ハンドルリモコンは「すべてのコネクタが同一形状」で再利用可能だそうです。つまり本体のみ入れ替えでナビが最新に交換出来ます。※ほかのオプション品は利用していない為、サポートセンターに直接お問い合わせしてください。
パイオニア株式会社 サポートセンター
【注意点】
- コネクタは同じでも、配線の劣化などが原因でトラブルがあるかもしれない。あくまでも自己責任でお願いしますとのこと。
- アンテナケーブルのコネクタも同一形状とご回答いただきました。ただ、アンテナとアンテナケーブルは品番が変更になっており、見た目も違うそうです。現時点では使いまわせるか?映るかどうかの情報がないようで、動作は保証できないそうです。(新しいアンテナにより、画質向上につながるのか?コストカットによる刷新なのかはサポートセンターで回答してもらえませんでした。
本体だけ交換なら自分で取り付け出来る!?
基本的には、サイバーナビの取り付けは、ディーラーやカーショップでお願いするのがおすすめです。今回は本体のみの交換。何度かオーディオのパネル取り外しをした事があったので、自分で取り付け交換してみました。
本記事は、旧サイバーナビ「AVIC ZH-0007」を利用してきた視点での比較記事です。他メーカーナビ、ここ数年前のサイバーナビとの比較は一切しておらず、あくまでも個人的な感想とさせていただきます。また使用レビューや、気になったことなども今後お伝えできればと思っております。
「少しでも商品の良さと買い替えのお役にたてれば幸いです。」
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