「Macpro2009-2010」から「M1 MacMini2020」へ買い替え!使い心地と感想は?【Apple Silicon】

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11年ほど、メインマシンとして使ってきた旧型「Macpro2009(アルミモデル)」。Apple Silicon M1搭載「MacMini2020」へ買い替えました。購入に至った経緯と、実際に移行して感じたことをレビュー。

 

Macpro2009を11年間使用、新機種へ買い替えなかった理由

最近のMacはパーツのオンボード化(埋め込み型)が進み、分解やパーツ交換しにくい構造。
通称「アルミMacPro」は、CPU換装、グラボ換装、ライザーカード交換、メモリ交換、電源交換、増設カードなどカスタム(改造)をガッツリとできる。
故障(不具合)があれば、パーツ交換し、よっぽどのことが無い限り、自力で修理もできる。Mac使用歴25年のMac好きの僕ですが、カスタム性(拡張性)に優れ、ワクワクが止まらない名機だと思います。

2013年には刷新(フルモデルチェンジ)され、通称「ゴミ箱」と言われたMacPro。このタイミングでは買い替えを断念。理由はパーツがオンボード仕様でカスタムしにくさが理由。

2019年にさらに刷新(フルモデルチェンジ)された通称「おろし金」MacPro。これはとっても魅力的で、どこか「アルミMacPro」を彷彿とさせるモンスターマシン。ただ価格が高すぎて断念。

このワクワクが止まらないアルミシリーズ(2009年〜2012年)を使用してきた僕が、悩みに悩んで、Apple Silicon M1搭載「MacMini2020」を購入!

買ってみて、期待ハズレならオークションで売ろう!?

来年(2021年)には、MacBookPro16インチ、iMacProとM1シリーズ搭載Macがリリースされると囁かれるなか、次期MacProはいつのなのか?ここまで待ったなら次の発表まで我慢する選択肢もありました。
ただ、youtuberや、ブロガーのレビューを観ると、素晴らしい評価。処理速度も素晴らしく、コスパもいい。
M1搭載のMacはどんなもの?フルモデルチェンジしたモデルは何かと不具合が起こるイメージだけど大丈夫?実際、アプリは動くの?メモリは8GBと16GBしか選択出来ないけど大丈夫?モニタ増設などの接続も制限あるらしいよ?などなど、不安だらけ。最悪、僕の環境にあってなければオークションで売る覚悟で注文。


シンプルに触ってみたい!ひさびさにワクワクしてApple Silicon M1搭載「MacMini2020」を購入しました。

Macpro2009で不満だったこと。

・ハードディスクの接続規格がSATA2(3Gbps)なこと。
・CPU換装してたので、負荷をかけるとファンがブゥ〜ンとうるさい。
・周辺機器をUSB-C環境へ移管できない。(増設ボードがあり試したが、僕の環境では不安定)
・Thunderbolt規格が使えない。
・OSがMojaveまでがギリギリ(catalinaも可)
・交換パーツの選択肢が減ってきてる。
・夏場はMacProの放熱で部屋が暑い。
・全体的に、動作がモッサリしてる。
・アプリの起動が年々遅くなってきてる。
・adobe関連(旧バージョン)を使用して、セーブするのも一苦労。
・たまに4K動画を編集するが、プレビューやエンコードに限界を感じていた。

届いて、速攻にしてメインマシンへ昇格!

購入したモデルは、
「8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M1チップ/16GBユニファイドメモリ/512GBストレージ」(メモリ増設したCTOモデル)価格は、税抜き112,800円(税込124,080円)。

ベーシックモデルはこちら

注文から商品が届くまでの期間は?

11月24日にApple Storeオンラインで注文、届いたのが12月13日。上海からの発送で2週間と5日で届きました。

ファーストインプレッション

感動と驚きの連続。起動は爆速。M1ネイティブ対応していないアプリの起動も段違い。ファンも静か(皆無)。MacBookPro2017と共用している外付けSSD(USB-C)も繋げられ、データの読み書きもスムーズ。ほぼほぼ不満は解消されました。

20年ぶりにメジャーアップデートされた最新MacOS11「Big Sur」

新型MacMiniは、最新のMacOS Big sur(ビッグサー)がインストールされて届きます。最新のM1チップ搭載と、最新のMacOS。アプリの動作や、各種ドライバーの対応と、不安は残ります。現状、僕の環境では動かないなどの重大な不備なく稼働。

カスタム性は全くゼロ。このままMacMiniを使う?

MacMiniへ完全移行、デメリットは?

カスタム性はゼロだが、拡張性は無限。とても大袈裟な表現ですみません。
アルミMacProをカスタムして長年使用してきた僕は、CPU交換、ハードディスク4台内蔵(SATA2)。USB3.0拡張カードなどを増設してます。USB3.0、FireWire800、SATA2とポートは旧式で止まった浦島太郎状態。
MacMiniは、小型でスマート。それらの周辺機器も移植するとなると、拡張させるガジェットが必要になります。結果スマートでは無くなり、費用面での出費も増えます。

まず、旧機種MacPro内蔵のハードディスク4台をそのまま使うには、外付けのThunderboltケース、もしくはUSB3.1ケースを別途用意しないといけません。

卓上まで延長(必須)してたUSB3.0HUB。USB-3.1 gen2対応のHUB、もしくはThunderbolt Dockへ買い替えが必要(延長しない場合は問題ない)。

Macminiが小型な分、周辺機器で補うカタチになります。コスパに優れたMacMiniでも、旧型Macpro(アルミシリーズ)からの完全移行だと、そこそこ周辺機器を揃えたくなると思います。

最新のCPU規格「apple silicon M1チップ」が搭載され、MacOSも最新のBig Sur。発売して間もないこともあり、ネイティブ対応してるアプリはまだまだといった感じ。僕の場合、勢いで購入しました。心配な方は各メーカーのアナウンスを待ったほうが良さそうです。

結論、完全移行する?大丈夫?

ここ数日、Macminiをメインで使用。アプリ強制終了(クラッシュ)が数回。ただ以前のMacproでもクラッシュは起こっていたので問題なし(個人的感想)。想像してた以上にサクサク動いてくれ、回避策を投じればなんとかなるレベルだと判断しました。(使用するアプリ、環境によっては致命的な不具合が起こりうるのであくまでも参考程度にしてください。)

保存データもMacPro2009から完全にデータ移行しました。

11年間使用してきたMacPro。ベンチマークや、実際の処理など、専門的な比較は割愛。
データ用HDDと作業用SSDも移行するために、Thunderboltで拡張する外付けケース「AKiTiO Thunder3 Quad X」を購入。1週間ほど使用したレビューもよければご覧ください。

M1搭載MacMiniには「AKiTiO Thunder3 Quad X」。外付けThunderbolt3ケースを購入レビュー!
「M1搭載のMacMini」を購入し、メインマシンであったMacpro2009から完全移行!新世代「Apple Silicon」への期待、実際の作業内容を含め、今後の周辺機器環境を真剣に考えてみました。 以前の記事はこちら MacPro 2・・・

感想は、「圧倒的でパワフルなアップデート」が出来たと大満足。

Apple Silicon M1搭載MacMiniへ完全移行しました。(MacPro2009をサブ機としていつでもリカバリーできるようにしてます。)

このまま、大きな不具合が起こらないことを祈りながら、M1シリーズ搭載の「新型MacPro」発表を今後期待。

旧型アルミMacProシリーズから買い替えを考えてる方へ参考になれば幸いです。

備忘録として残しておきます。今後、不具合、処理速度比較などレビューできればと思います。

Apple Silicon M1 MacMiniシリーズ関連
「欲しいものリスト」

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