α7RIIからα7RIIIへ買い換えレビュー!新機能満載で大満足!

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約二年使用してきたα7R2(ILCE-7RM2)から、α7R3(ILCE-7RM3)に買い替えました。

1つ新しい世代や新モデルへ買い替えする時って、どれだけの性能差(新機能などなど)があるのか?費用対効果はどうなのか?「前のモデルのほうが良かった!」なんてことにならないよう、事前に調べた(メリット・デメリット)をまとめてみました。実際α7RIIIを購入して3ヶ月。使用感と簡単なレビューをします。

2019年9月にマップカメラで購入したSONY「α7R III」

二年間使ってきたα7RII。5つの不満。

  1. とにかくバッテリー持ちが凄く悪い予備バッテリーを3つ、トータル4つ持ち歩いてました。バッテリー問題は他にもありました。明け方の山頂(真冬)で、満充電のバッテリが突如0%になったこと。寒さによる熱暴走?でバッテリー消費が激しくなる現象だそうです。
  2. 約4,240万画素で素晴らしい画質…トリミングしても十分の高解像度。ただ動作が全体的にモッサリしている印象。一番譲れないのは、撮影後の処理時間(SDへ書き込み)がモタつくこと。これ凄くストレスです。
  3. 登山時、夕方や木陰などの暗所でAFが迷うことが良くある。
  4. フォーカスエリア選択の際、コントロールホイール(ダイヤル)でポイント移動は使いづらい
  5. SDカードスロットが1つしかないのと、勝手に蓋が開くことがあり焦る。

α7RIIIに買い替えた理由は!?

僕が実際に使用した機種の性能比較

2015年6月購入〜 2017年12月購入〜 2019年9月購入〜
α7ii α7Rii α7Riii
発売日 2014.12.5 2015.8.7 2017.11.25
手ぶれ補正 4.5段軸手ブレ補正 5段軸手ブレ補正 5.5段軸手ブレ補正
画像処理エンジン BIONZ X BIONZ X 新世代BIONZ X
CMOSセンサー Exmor ExmorR ExmorR
有効画素数 2430万画素 4240万画素 4240万画素
液晶モニタ 122万ドット 122万ドット 144万ドット
フォーカスエリア 117点(位相差検出方式)/25点(コントラスト検出方式) 399点(位相差検出方式)/25点(コントラスト検出方式) 399点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式)
タッチパネル × ×
ファインダー 235万画素 235万画素 369万画素(120fps対応)
マルチセレクター(ジョグダイヤル) × ×
ローパスフィルター あり なし なし
サイレントシャッター 不可 可能 可能
連写 5コマ/秒 5コマ/秒 10コマ/秒
常用ISO感度 25600 25600 32000
拡張ISO感度 25600 102400 102400
カードスロット SD x 1 SD x 1 SD x 2
バッテリー NP-FW50 NP-FW50 NP-FZ100
撮影可能枚数(ファインダー) 約270枚 約290枚 約530枚
撮影可能枚数(液晶モニタ) 約350枚 約340枚 約650枚
実売価格(マップカメラ参考)2020.1月時点 約11.5万 約19.3万 約31.9万

α7RII(左)とα7RIII(右)
ボタン配置が変更になってるのと、マルチセレクター(ジョグダイヤル)搭載!

上記5つの不満が解消!

  1. バッテリーがNP-FW50からNP-FZ100(倍の容量)へ変更。交換頻度、予備バッテリなどの煩わしさがかなり減った。以前は電池減りを常に意識してましたが、気にならなくなりました。現時点では予備バッテリ無しで1日使えてます。今後は1つ予備バッテリを購入予定です。
  2. システムが一新、新世代のBIONZ XとフロントエンドLSIが搭載され、撮影後の処理時間(SDへ書き込み)が解消されサクサク撮れる。
  3. 低輝度時のAF性能が最大で二倍向上してるらしい。実際登山時に使ってみた感想は、AF迷いしてたロケーションでもかなりシャッターが切れるようになりました。ダイナミックレンジが飛躍的に向上しているのも◎。
  4. マルチセレクター(ジョイスティック)搭載!よく使うスポットAF(意図した場所にピントを合わせる)の移動が便利になりました。※厚手の手袋だと少し押しづらさはあります。
  5. デュアルSDカードスロット採用で、同時記録・SDからSDへコピーなど多彩な使い方ができます。素晴らしいのが、開閉ボタンが付いたおかげで、蓋が勝手に開かなくなりました。

    外観で大きな変更点は、マルチセレクター(ジョイスティック)とAF-ONボタンが搭載!
    C3ボタンの位置は使いづらいです。

不満だった部分を解消し、期待以上に進化してました!

使えば使うほどにスペックアップを実感。3ヶ月使用してみて明らかに進化してます…化け物です。

  • グリップ感(ホールド感)がとても良くなった。
  • 約5.5段分の手ブレ補正機能で手持ち撮影が楽になった。
  • EVF(ファインダー)がとても良くなってる。(最大輝度が約二倍に進化)高画質モード搭載。
  • 瞳オートフォーカスの反応が全然違う。(2019年4月11日アップデートにより動物瞳AFにも対応)
  • 連続撮影枚数がすごい。バッファメモリ強化により、α7RIIの約三倍連続撮影できる。
  • 連写速度も約10コマ/秒で二倍に向上してます。
  • フリッカーレス撮影対応。
  • USB端子がマルチ/マイクロUSB端子とUSB TYPE-C端子(USB 3.1 Gen)の両方付いている。
  • シンクロターミナル端子搭載。(スタジオ撮影環境では必須の装備)
  • すべてのカバーに剛性の高いマグネシウム合金を使用している。
  • 動体撮影はあまりしませんが、動体AF性能もかなり向上してるようです。

    「USB-C USB 3.1 Gen 1」対応で、PCリモート撮影時、ファイル転送が高速になって便利でした。

α7RIIIを3ヶ月使用してみた感想は?

サイズと重量はほぼ変わらず。システムが一新され、これだけのスペックアップに大満足。

α7RIIIに買い替えて大満足。バッテリ持ち・書き込み待機時間・AF性能・マルチセレクター・SDカードスロットと、5つの不満を大幅に改善。さらに実際使ってみて気づく素晴らしい進化を遂げています。僕にとって、かなりのスペックアップでコスパ最高だと思います。α7RIIIはオススメです。買い替えを検討されている方への参考になれば幸いです。

購入予定リスト

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