炭火の後片付け
炭火が灰になっていく様子をずっと見てるのも楽しみのひとつですよね。
私は焚火を眺めながらぼーっとしてる時間に恋焦がれながら、炭火眺めてます。
早く、キャンプ解禁したいよー。コロナめ。
さて今日は炭火の消火とリサイクルについて。
最近は、頻繁に家で炭火飯をしていて。
今は火おこしするのが楽しいので、料理を終えた炭は、眺めずさっさとリサイクル。
食後にコーヒーブレイクする間だけ炭火を眺めたら、あとは消火作業に入ります。
4月に入ってから10回以上、炭火飯を作っていることもあり。
片付け時間は5分、のんびりやっても炭のリサイクルまでいれて10分あれば余裕です。
色んなやり方があると思いますが、我が家はキッチンで点火から消火まで完結させているので、その流れを紹介しておきます。
炭火の消火方法
アウトドアでも自宅でも消火作業は大差ありません。
炭火を消すときに多少灰が飛び散るので、気になる人は、家の外、庭や玄関先などで点火も消火もすませるといいと思います。
私は火をもってあちこち移動する方が気をつかうし、めんどくさい。
という理由ですべてキッチンではじめてキッチンを終わらせてます。
水をたっぷり張った鍋にひとつづつ入れて消火
炭の火消しは、専用の壺や火消し用のバケツなども売っていますが、自宅でやっている間は、使わなくなった鍋に水を入れて、炭をトングでひとつづ入れて消火でOK。
ひとつづつ入れる理由は、炭火を水に入れた瞬間、灰が飛び散るから。
炭の量にもよりますが、二人分の味噌汁を作るのにちょうどよいサイズの鍋に水を8割くらいいれて使ってます。
ちなみに、炭火の入ったコンロに水を直接かけるのは絶対ダメ。
灰や火の粉がまわりに飛び散って片付けも大変だし、危険。
あとは、熱いコンロにいきなり水をかけると傷みます。
灰が飛び散っても片付けやすいように、キッチンのコーナー部分に鍋を置き、大きな塊から入れていきます。
この水を張った鍋は消火用です。炭火中の非常時に対応できるよう点火する前に用意しておきます。
ホームセンターやネットで、火消し壺や、消火バケツといった名称で売ってます。
消し炭置き場など設備のない屋外では、消火用具を自前で用意しておいたほうがいいかもしれません。
小さい炭はそのままシートごと水場へ
↑炭をリサイクルして使っているので、再点火用に比較的に小さい炭も消火してリサイクルします。
↓灰とトングですくえないサイズの炭は、シートごと水場に移動してゆっくり水をかけて消火します。
消火し終わったらそのままゴミ袋へ。このシートのおかげで、コンロの手入れが超ラク。
※ゴミの出し方は、お住まいの地域のルールに合わせてください。
コンロ
手で触っても熱くないくらいになったら、こちらも水場で洗います。
※炭の入ったシートを取り除くと、結構早くコンロの熱は取れます。
使う前に、BBQお助けシートをひいているので、コンロは水洗い程度でキレイになります。
タオルで拭いて片付け終了。
このシートのおかげで、小さい焼き場を作って炭火ができます。
家で炭火といえば、七輪がいい!(相方談)そうですが、いいの。このコンロで充分。私しゃー楽しい。
網
食事を終えた後に、すぐに網は取り除いて熱を冷まします。
粗熱が取れていれば、水場で椰子たわしを使って洗います。
まな板を置いておくところに立てかけて乾いたら、しまいます。
水に入れた炭を取り出す
ざるを使って、水の中にある炭を取り出します。
軽く水洗いしてそのまま水切りネットに入れます。
軽く水をきってから、ベランダ干し。風が吹いても炭が飛ばないので便利です。
これで片付け終了。
炭の消火とお手入れ時間は?
コンロにひいていたシートに水を入れて消火→粗熱が取れたらたたんで捨てます。
コンロはシートを外したら数分で冷めるので、水洗いしてタオルで拭いて収納。
一番時間がかかるのは、網でしょうか。食べたものによっては炭化しているので。
といっても1分もかかりません。たぶん、だらだらしないで作業したら消火から片付けまで5分程度。そのあと、消火した消し炭を取り出し。
水切りネットに入れてベランダに干したら(移し替えの作業と移動を入れて3分弱)、片付け完了です。
炭のリサイクル方法
- 炭火を消火
- ザルで軽く水切り
- ネットに入れて日干し(2日間程度)
- 再利用
炭の再利用、乾燥期間はどれくらい?
水で消火した炭は、しっかり乾燥させる必要があります。
ネットで見たら1週間くらい日干しとありましたが、なんどか試してみた結果、二日あればリサイクルできます。
※屋外でやっていたら捨てるであろう小さい炭とかもリサイクルしてるので、乾きが早いのかもしれません。
だいたい炭火料理をした夜に干したら、2日後にはリサイクルできました。
小さいとはいえ1日だけの日干しだと、バチッと爆(は)ぜる回数が多いので、2日間は必須。
天気が悪い日は風通しの良い室内でさらに数日干しておきます。
再利用した炭の使い道
消し炭の方が火がつきやすいので、まずは消し炭や小さい炭をまとめて火をつけてから、大きな炭に移していきます。
消し炭は、心なしか燃焼時間が短いような気がするので、新しい炭が7割に対して3割程度使うイメージ。
炭は、リサイクルして最終的にほぼ灰になるまで使ってから処分しています。
エコ?節約?いや天然の着火剤?
今までバーベキューもたまにしかやったことがなかったので「炭は使ったら捨てて帰るもの」という印象でした。
きっと、家で炭火を使わなければ、今でも、消した炭使えるの?節約?リサイクルとかめんどくさ。って思っていたと思います。
しかーし、家で炭火をしたら、灰になるまでじっと見てる(炭火を使っているとき、基本、キッチンから離れません。)ってわけにいかず。さすがにそこまで暇ではなく…。
かといって、二人分の食事を作っても、火力は十分残っている炭をガンガン捨てていくのもゴミが増えます。
屋外と違って、でかい炭をガンガン燃やすわけではないので、一度使った炭ぐらいがちょうどよい大きさだなーと思うこともしばしば。
しかも、よく乾かした「消し炭」は、ガスで着火したときに、火がつきやすい(気がする)し、大きさもちょうどいいことがわかり、天然の着火剤みたいな感じで使ってます。
もしかしたら、ステーキとか焼いた炭って脂落ちてるので、そのせいで燃えやすいのかも?
とりあえず、我が家に来た炭は、あますとこなく使い切られて灰になっております(笑)
炭を再利用するときの注意点
消し炭に限らず、普通の炭もですが、湿気や雨に濡れたりしたら、しっかり乾かさないと爆ぜます。
そこだけ注意してご利用ください~。
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