中央アルプス駒ケ岳ロープウェイで行く①宝剣岳の直下にある千畳敷カール!登山初心者も秋を満喫できる絶景スポット の続きです。
場所:千畳敷カール~宝剣岳
日時:2109年10月31日
天候:晴天
駒ケ岳神社から遊歩道へ11:40~
高低差のほとんどない道。防寒だけしていれば誰でも歩けるルート。千畳敷カールを間近で堪能できます。この場所、時期によっては雪崩ポイントらしい。
カールって?
谷の斜面にできた、安楽いすのような形のくぼみで、急ながけと平らな底(=カール底)とで成る地形。圏谷(けんこく)wiki
カール=雪崩が起きやすい場所なので、積雪時期は注意ですね
遊歩道から八丁坂分岐で宝剣山荘へ11:54~
分岐までは、あっという間。天気もよくてちょっと暑い。カール内は風もほぼなし。吹いても心地よい程度。
「暑いの我慢して登ると無駄にへばる」ので、寒さ対策で着込んでいたメンバーは、ここでインナーを脱いだり、ハードシェルを脱いだり、適温で登れる状態に調整。
急登を目の前に「とりあえず、ゆっくり登ってみましょー」ということで、このまま宝剣山荘を目指しました。
千畳敷駅は2,612m。まだ30mくらいしか登ってない。
インスタ映えスポット多発!
とにかく日本じゃないような写真が撮れるスポットがいっぱい。
写真に写る、緑色のコードの内側が登山ルート。高山植物を守るため、コース以外は立ち入り禁止とガイドブックに書いてありました。
めっちゃ高度感のある写真を撮ってみよう!とコース内にある岩場に。ほとんどバスとロープウェイで高度を稼いでいるので詐欺感ありますが、中央アルプス登ってきたぞー!な1枚。
景色がとにかく素晴らしい!
足元の岩稜も、見渡す限りの稜線が続くアルプス連峰、横を見ても、真っ青な空を見ても、全方位から漂う異国感。
八丁坂の分岐から宝剣山荘までの道は、コースタイムで40分。岩場の急登が続く八丁坂は、ゆっくりゆっくり休憩を挟みながら進む相方。マダムにあまり負荷がかからないように登ることで、頭痛が続く私も楽しく登れました。
途中で何度かヘリが往復
山荘への荷物移送だったようです。
急登がもうじき終わるかな…という高さまで登ってきたら、風が急に冷たくなりました。千畳敷カール内と、稜線に吹く風の温度差を感じます。
稜線から吹く風は、雪の上を吹き抜けてきたにおいがしました。移動していると大丈夫ですが、稜線に出たら防風ウェアないと凍えそう。
岩場の九十九折、終わりが見えてきたころに、休憩しているおじさんがいて、「二度と登らん!」と笑いながら吠えてました。観光に来る服装と普通の靴。登山経験があれば普通の(短めな)急登と変わらず。でも、観光の延長で登るにはハードな道。八丁坂で、転倒やつまづき事故が多いのは、登山装備じゃない人が多いのかな~と思った出来事でした。ロープウェイでここまでさくっと来てしまうと、ここが標高2,612mの山の上だってこと、忘れちゃいそうです。
とりあえず急登終了!宝剣山荘着13:00
うっすら雪積もってました。一応、軽アイゼン持参してきましたが、出番なし。山荘周辺で、木曽駒ケ岳まで行ってきた方とお話ししましたが、この日は、アイゼン不要だったみたいです。
千畳敷カールから宝剣山荘までのルート
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