北アルプスはまだ残雪期・樹林帯の雪道と岩稜帯登山
別件で北陸方面に来たので、予定と休みをつなげてどこかの山に登ろう!というわけで、金沢を拠点に西穂独標へ日帰りトレッキングです。
登った山:西穂高
ルート:西穂独標ルート
新穂高ロープウェイ→西穂高口駅~西穂高山荘~丸山~西穂独標
駐車場代:600円
※今回ロープウェイ乗り口に駐車したのでお金がかかりました。登山者は無料の駐車場が別のところにあるみたいです。
ロープウェイは第1.2区間分で1人2,900円。
西穂高岳は標高2,909m。新穂高ロープウェイを使うと、2,156mからのスタートになります。中・上級者向けの印象が強い北アルプス穂高岳の中で、奥飛騨温泉郷(新穂高温泉)の新穂高ロープウェイを使った西穂高独標までのルートは、日帰りで登れるので私たちにもトライしやすいです。
ロープウェイの駅にあるお土産コーナー。帰りは、ぎりぎりになるかもしれないので、今のうちに買っておこう。
西穂高口を出ると、そこは真っ白でした…。
ロープウェイに乗ってきた観光客の人も、すぐには外に出てこないという…。雨は降ってないけど、外にいるだけでしっとり濡れます。
見事に何も見えません…。
播隆上人(ばんりゅうしょうにん)の石像。出家後、笠ヶ岳に登頂して登山道を開いたり、槍ヶ岳に初登頂して開山を果たしたそうです。元祖アルピニストでしょうか。よくみると、この石像、登山道を指差してます。ちょっとチャーミング。
登山道に入ると、道の部分だけ見事に残雪。
上を歩きつつ、ところどころずぶずぶ沈みながら進みます。
西穂山荘まではコースタイムどおり。雪道だけど意外と順調。登ってる最中に聞こえたバリバリ音は、山荘への荷揚げヘリだったみたいです。山荘に着いたら天気が回復。山のお兄さんたちによかったですね。といわれつつ。山頂の天気変わりやすいので、ご飯は我慢して先を急ぎます。
本当にいい天気。ロープウェイの駅では、視界が悪すぎて今日は山荘までかなと思っていたけど、ぜんぜん行けそう。
山荘の目の前の岩場を登っていきます。急な岩場なので、ぐんぐん上がっていく感じ。すぐに稜線に出ます。
丸山に到着です。このあたりで、遠くに雲が…。このあとは、ひたすら岩稜というのでしょうか、歩行用に敷き詰めたのか、微妙な大きさの小岩の道を進みます。底が柔らかいトレッキングシューズのせいか、雪道より歩きにくい。
見えた!西穂独標。くっきり。このあたりから雲が向かってきているのが見えたので、カメラをしまって登りに集中しました。撮影チャンスなし。視界が悪く、すぐに撤退です。
この位置まで戻ってきてもう一度。一瞬で雲の中に。このあとはずっと雲の中でした。
西穂山荘まで下って食事に。
山荘の中で、認定書が売っていたので記念に購入です。
登山届
行きに登山届けを書いて持参。帰りは下山ポストに入れてきました。今回は、レンタカー返却時間(20:00で閉まる)があり、ここから約3時間の高速移動を考えて、16時過ぎには降りて来れました。よし、順調。
登山者専用無料駐車場がある…らしい
あとで気づいたのです。どこかに無料駐車場あるそうで。いろいろ便利だったので、私たちはここに停めて結果オーライです。
帰りに温泉!
ロープウェイ施設の目の前にある温泉で、汗を流して帰宅です。
温泉ついては別記事で。
お土産
相方の趣味で、山に行ったらピンバッジ買ってます。最終どうするんだんろう。ああゆうお土産。私はクリアファイル買うのが好きなので、百名山クリアファイルをゲット。コレクションはしません、すぐに使います。手ぬぐいはなんとなくノリで。暖簾を買いそうになったのですが、絶対使わないので。これも使わないけど、かさばらない思い出として。
西穂高の最新登山情報
備忘録:西穂高の地質wiki
山体の西側と南側は古第三紀から白亜紀後期の花崗岩類である滝谷花崗閃緑岩からなる[6]。西穂独標と西穂高岳山頂と間ノ岳周辺には、溶結凝灰岩が分布し、その北側には閃緑斑岩が分布している[7]。約4.5 km南西の割谷山は焼岳火山群に含まれる。
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